「え、これ、私に?」
突然、高級ブランドのバッグを差し出された瞬間、思わず固まってしまった。付き合ってもいないのに、なぜ?何を期待されているの?どうすればいいの?
そんな経験をしたことがある女性は、実はとても多いです。SNSでも「付き合ってないのに高価なプレゼントをされた」「引いた」「重すぎる」「正直困ってる」という声があふれています。
一方で、「嬉しかったけど正直戸惑った」「お返しどうしようか悩んで眠れなかった」という声も後を絶ちません。
このモヤモヤした気持ち、あなただけじゃありません。そしてそのモヤモヤには、ちゃんとした理由があります。
この記事では、付き合ってもいないのに高価な贈り物をする男性の心理と本音を、わかりやすく丁寧に解説します。さらに、そんな状況に置かれた女性の生の声や、賢い対処法まで詳しくご紹介します。読み終えたとき、あなたはきっと「次にどう行動すればいいか」がはっきりとわかるはずです。
付き合ってないのに高価なプレゼントをする男性は意外と多い

まず知っておきたいのは、これが「珍しいケース」ではないということです。
マッチングアプリや出会いの場が多様化したことで、恋愛のスピードや形も人それぞれになっています。まだ関係が浅い段階でも、強い好意を感じた男性が大きなアクションに出ることは珍しくありません。
特に注目したいのが「年齢層による違い」です。高価なプレゼントをする男性に多いのは、40代以上の中高年男性です。これは、彼らが生きてきた時代の恋愛観が大きく影響しています。
昭和から平成バブル期にかけて、日本では「男性がお金を使って女性をリードする」という恋愛スタイルが主流でした。プレゼントの価格=気持ちの大きさ、という方程式が当たり前だった時代を生きてきた人たちにとって、高価な贈り物は「誠実さの証明」そのものでした。
しかし令和の今、その価値観は大きく変わりました。にもかかわらず、その”昭和の恋愛マニュアル”をそのまま使い続けている男性が少なくないのです。これが「時代とのズレ」として若い女性に違和感を与える大きな原因になっています。
もちろん中高年だけでなく、20〜30代の若い男性が高価なプレゼントをするケースもあります。その場合の心理は少し異なることが多く、本章ではそれも含めてくわしく解説していきます。
【徹底解説】付き合ってないのに高価な贈り物をする男性の心理7選

男性が付き合う前に高価な贈り物をする背景には、さまざまな心理が隠れています。「これが当てはまる!」と思えるものが見つかるはずです。
① 好意を言葉ではなくモノで伝えようとしている
「好きです」と言葉で伝えることが苦手な男性は、その気持ちをモノの価値に乗せて届けようとします。「こんなに高いものを贈るくらい、あなたのことが大切なんだ」というメッセージを、言葉の代わりにプレゼントで表現しているのです。
特にシャイな性格の男性や、自分の感情を言語化することが得意でない男性に多く見られます。悪意はなく、むしろ一生懸命に気持ちを伝えようとした結果が「高価なプレゼント」という行動になってしまっているのです。
② 自分の経済力をアピールしたい
「自分はこれだけ稼いでいる」「生活力がある男だ」ということを示したくて、高価な贈り物を選ぶ男性もいます。
「経済力があれば選んでもらえる」「いい暮らしをさせてあげられると示せば、好きになってもらえる」という思い込みが根底にあります。これは昭和的な価値観の典型例で、特に年上の男性や、仕事で成功してきた男性に多いパターンです。
自分が「できる男」であることを証明しようとする行動の一つとして、高価なプレゼントが選ばれているのです。
③ 特別な存在だと気づいてほしい
「他の女性には絶対にこんなことしない」「あなただけが特別なんだ」ということを伝えたくて、高価な贈り物をするケースです。
自分の特別な気持ちを証明するために、誰もが「すごい」と感じるような価格のものを選ぼうとします。「プレゼントの値段=あなたへの気持ちの大きさ」という論理で動いているのです。
④ 関係を一気に縮めたい・早く付き合いたい
高価なプレゼントを渡すことで、距離を一気に縮めようとするパターンです。
「これだけのことをしてもらったんだから、少しは気持ちが動くだろう」「感謝してくれたら、そこから恋愛に発展するかもしれない」という計算が、意識的または無意識的に働いていることがあります。
関係の進み方が遅いことへの焦りや、早く自分のものにしたいという気持ちが、大きなアクションとして表れているケースです。
⑤ 見返りを期待している(要注意)
最も注意が必要なパターンです。「これだけしてあげたんだから、見返りがあって当然だ」という考え方で高価なプレゼントをする男性もいます。
いわゆる「返報性の原理」を意図的に利用しようとしているケースです。返報性の原理とは、人は何かをしてもらうとお返しをしなければという気持ちになる心理のことです。
この心理で動いている男性は、プレゼントを渡した後に「あれだけしてあげたのに」という言葉を使ったり、お返しを強く求めてきたりする傾向があります。もし相手がこういった言動を見せるようであれば、要注意のサインです。
⑥ あなたの反応や気持ちを探っている
プレゼントへの反応を見ることで、あなたが自分に好意を持っているかどうかを確認しようとしているパターンです。
喜んで受け取ってくれれば「脈あり」、戸惑ったり断ったりすれば「脈なし」と判断する材料として使っているのです。言葉で「好きですか?」と聞くのが怖いから、プレゼントという行動でテストしているとも言えます。
⑦ プレゼントする自分に酔っている
「自分はこんなに太っ腹でかっこいい男だ」という自己陶酔から高価な贈り物をするケースもあります。
相手への気持ちよりも、高価なプレゼントをする「自分」が好き、という自己満足型のパターンです。相手の気持ちよりも自分のアクションに意味を感じているため、受け取る側の負担や困惑については考えが及んでいないことが多いです。
女性の本音を大公開!実際どう感じているの?

では実際に付き合う前に高価な贈り物をされた女性たちは、どう感じているのでしょうか。リアルな声をまとめました。
「正直、引いてしまった」(20代・女性) 「ブランドの財布をいきなり渡されて、嬉しいより先に怖いという気持ちが来ました。まだそんなに仲良くないのに、なんで?って。プレゼントするお金があるなら、もっと一緒に話す時間を作ってくれた方が嬉しかったです」
「お返しどうしよう問題で眠れなかった」(20代・女性) 「3万円ほどのプレゼントをもらったとき、まずお返しを考えなきゃという焦りしかありませんでした。プレゼント自体は嬉しいんですけど、気持ちが追いついていない段階でそれをされると、プレッシャーしか感じられなくて」
「気持ちはわかるけど、付き合う前はやめてほしい」(30代・女性) 「気持ちが嬉しくないわけじゃないです。でもまだ付き合ってもいないのに高いものをもらうと、断りにくくなるじゃないですか。選択肢を狭められている感じがして、モヤモヤしました」
「正直嬉しかった。でも年齢によって違うと思う」(40代・女性) 「私は素直に嬉しかったし、気持ちが伝わって喜べました。でも若いときだったら引いてたかも。20代のころは、気持ちより価値観が合うかどうかを大切にしてたので」
「年上の男性だったからこそ、余計に重かった」(20代・女性) 「10歳以上年上の男性から、会って3回目くらいで高級時計をプレゼントされました。彼の中では誠実な行動のつもりだったのかもしれないけど、私には支配されているような感覚がして、その後連絡を断ちました」
このように、若い女性を中心に「嬉しいよりも困惑・負担・恐怖が先に来る」という反応が圧倒的に多いのが現実です。一方で、年齢や価値観によって受け取り方は変わることもわかります。
なぜ今の時代、高価なプレゼントは「重い」と感じられるのか

現代の若い世代が付き合う前の高価なプレゼントを重いと感じる理由は、大きく4つあります。
1. 返報性の原理によるプレッシャー
人は何かをしてもらうと「お返しをしなければ」と感じる心理(返報性の原理)があります。付き合う前という関係の薄い段階でそのプレッシャーをかけられると、「自分の気持ちよりも義務感で関係が進んでしまいそう」という恐怖感につながります。
2. 気持ちのペースが合っていない
付き合う前はまだお互いのことをよく知らない段階です。そのタイミングで高価な贈り物をされても、受け取る側の感情がそこまで追いついていないため、「どうして?」という戸惑いの方が先に来てしまいます。
3. 経済力より「価値観の一致」を重視する時代
マッチングアプリのデータによれば、現代の若い世代がパートナーに求める条件として上位に挙がるのは「価値観の一致」「一緒にいて楽かどうか」「コミュニケーションの取りやすさ」です。「経済力」の優先順位は以前と比べて大幅に下がっています。
「いくら使ってくれるか」ではなく「どんな人柄か」が重視されているのです。
4. 対等な関係を求める意識の高まり
共働きが当たり前になり、女性が経済的に自立することも普通になった現代では、恋愛においても「対等なパートナーシップ」が重視されています。一方的に高価なものを贈られることは、その「対等性」を崩すものとして受け取られることがあるのです。
高価なプレゼントの前に知っておきたい「令和の誠実さ」とは

では、令和の現代において「本気度」や「誠実さ」はどう伝えればよいのでしょうか。
答えはシンプルです。相手の話をちゃんと聞き、気持ちを言葉で伝えることです。
「この前、〇〇が好きって言ってたね」と小さなことを覚えていてくれること。返信が丁寧で、誠実なやりとりができること。相手の気持ちのペースに合わせて、焦らずゆっくり関係を深めようとすること。これらはお金では買えない、本当の誠実さです。
また、一緒に過ごす体験の共有も非常に有効です。近所のカフェでのんびり話した時間、一緒に観た映画や展示会、小旅行。モノよりも体験の方が記憶に残りやすく、関係を深める力も強いとされています。最近の調査でも「物質的なギフトより体験型の贈り物の方が満足度が高い」という結果が出ています。
高価なプレゼントに使う3万円があるなら、その分を二人でどこかに行く体験に使う方が、はるかに関係を深められることが多いのです。
こんなサインには要注意!プレゼントに隠された「危険な心理」

高価なプレゼントをする男性の中には、注意が必要な人物も含まれています。以下のサインが見られる場合は、特に慎重に関係を見直してください。
プレゼントの後に恩着せがましい言動をしてくる
「あれだけしてあげたのに」「これだけ尽くしているのに」という言い方をする男性は、見返りを強く期待しているタイプです。あなたの感謝や好意を義務として求めてくるのは、健全な関係とは言えません。
断ったときに怒ったり不機嫌になる
プレゼントを断ったとき、「なんで受け取らないんだ」「失礼じゃないか」などと怒りを見せる男性は要注意です。あなたの気持ちよりも自分の行動を正当化しようとしています。
会う回数が少ないのに、やたら高額なものをくれる
まだほとんど会っていないのに高価なプレゼントをしてくる場合、関係を急展開させようとしている可能性があります。あなたのことをよく知ろうとする前に大きなアクションに出る男性は、相手の気持ちよりも自分の欲求を優先している場合があります。
プレゼントをネタにスキンシップや個人的な時間を求めてくる
「せっかく贈り物をしたんだから、今度は二人きりで」「これだけしてあげたんだから、そのくらいいいでしょ」という流れで個人的な関係を迫ってくる場合は、非常に危険なサインです。
高価なプレゼントをもらったときの正しい対処法

もし付き合ってもいないのに高価なプレゼントをされて困っている場合、以下のステップで対処してみてください。
ステップ1:まず自分の気持ちを整理する
嬉しいか、重いか、怖いか。まず自分がどう感じているかをしっかり確認しましょう。「嬉しいと思わなきゃいけない」というプレッシャーを自分にかける必要はありません。あなたの感情は正直でいいのです。
ステップ2:素直に気持ちを伝える
受け取ることに負担を感じるなら、正直にそれを伝えましょう。「気持ちはとても嬉しいけれど、まだ付き合ってもいない段階でこんなに高いものをもらうのは、正直少し負担に感じてしまって」と伝えることは、まったく失礼ではありません。むしろ正直に気持ちを話してくれる人の方が、誠実だと受け取ってもらえることがほとんどです。
ステップ3:断るという選択肢もある
どうしても受け取ることが難しいと感じるなら、「ありがとう、でも今の自分には受け取れない」と断ることも一つの選択です。そのとき、相手がその判断をきちんと尊重してくれるかどうかも、その人の誠実さを測るバロメーターになります。
ステップ4:受け取った場合はお返しより言葉で感謝を
受け取った場合でも、高価なお返しをしなければという義務感は必要ありません。「ありがとう、嬉しい」という言葉の方が、同額のお返しよりも心に届くことが多いです。ただし、相手が見返りを強く求めてくる場合は、ステップ2に戻って気持ちを伝えることが大切です。
ステップ5:関係性全体を見直すきっかけにする
高価なプレゼントをされたことで何かモヤモヤを感じたなら、その男性との関係をあらためて見つめ直す良い機会です。あなたが心地よいと感じられる関係かどうか。対等で安心できる関係かどうか。これを確認することが最も大切です。
受け取るべきか、断るべきか?判断の基準はこれ
迷ったときの判断基準として、次の問いに答えてみてください。
- このプレゼントをもらって、素直に嬉しいと感じましたか?
- 相手のことを、もっとよく知りたいと思っていますか?
- プレゼントを受け取ることで、気持ちにプレッシャーを感じていますか?
- 断ったとき、相手が怒ったり不機嫌になりそうですか?
「嬉しい」「もっと知りたい」と感じているなら、受け取りつつ感謝を伝えてみましょう。「プレッシャーを感じる」「断ったら怒りそう」と感じているなら、断る選択肢を真剣に検討してください。
あなたの感覚は正しいです。「重い」と感じたなら、それはあなたのアンテナが正常に機能している証拠です。
まとめ。高価なプレゼントをもらったあなたへ、最後に伝えたいこと

付き合ってもいないのに高価な贈り物をされた経験は、喜びと戸惑いが入り混じった複雑な体験です。しかし、その体験はあなたにとって大切なことを気づかせてくれるきっかけでもあります。
「自分はどんな関係を求めているのか」「相手のどんなところに惹かれているのか(または引いているのか)」「対等で心地よい関係とはどんなものか」を改めて考えるチャンスです。
今の時代、恋愛において最も大切なのは、シンプルに「相手の気持ちを尊重すること」です。高価なプレゼントがいつでも悪いわけではありません。しかし、相手のペースや気持ちを無視して一方的に渡すことは、関係を深めるどころか、壊してしまうリスクさえあります。
あなたが「重い」と感じたなら、その感覚を信じてください。あなたが「嬉しい」と感じたなら、それも正直な気持ちとして大切にしてください。どちらも正解です。
自分の感情に正直に、対等で安心できる関係を一歩一歩、築いていきましょう。
今回の記事をまとめます。
付き合う前に高価な贈り物をする男性の心理には、好意の表現・経済力アピール・関係を早く縮めたい・見返り期待・自己陶酔などさまざまな背景があります。これらは必ずしも悪意があるわけではなく、特に中高年男性の場合は「昭和の恋愛観」から来ていることが多いです。
一方、令和の若い世代の女性を中心に、付き合う前の高価なプレゼントは「重い」「怖い」「お返しに困る」と感じられるのが現実です。現代の恋愛では、経済力よりも価値観の一致・対等な関係・コミュニケーションが重視されています。
もし高価なプレゼントをされて困っているなら、自分の気持ちを素直に整理して、正直に伝えることが一番大切です。断ることも立派な選択肢の一つです。
そして、相手があなたの判断を尊重してくれるかどうかが、その人の誠実さを最もよく表します。
あなたの感覚を信じて、自分にとって本当に心地よい恋愛を選んでいきましょう。


